SuperDeluxe


こんにちは。

ニュース一覧に戻る

Sound Live Tokyoが2015年もSuperDeluxeに登場!知的興奮と未知の体験に彩られた残り4公演!

2015/11/02

2013年、「Sound Live Tokyo Fringe」としての参加から3年目となる「Sound Live Tokyo」が今年も10月12日に開催した「山羊座の歌」を皮切りに今後も4公演、SuperDeluxeでのパフォーマンスを控えています!「音と音楽への反時代的アプローチを紹介するフェスティバル」として骨太コンセプトを携え挑発的で知的興奮に満ちた内容の公演を提供し続ける「Sound Live Tokyo」の間近に迫った開催プログラムを紹介させていただきます!

11月15日 (日) に開催されるのは「ナイショ・ウェイブ・マニフェスト / バウンス・ハウス」 テーリ・テムリッツによる「ナイショ・ウェイブ・マニフェスト」とクリスティン・スン・キムのコンセプトによって生まれる「バウンス・ハウス」それぞれ異なったコンセプトの公演を一夜にて紹介するこの日は実験精神と強い意思によって導かれる未知の体験へ歩みよるようなそんな意欲的な一夜と呼べることでしょう。
左: テーリ・テムリッツ : Comatonse Recordings / 右: クリスティン・スン・キム Photo by Amber Mahoney
11月15日 日曜日 前半プログラム「ナイショ・ウェイブ・マニフェスト」
本公演は音楽家としての活動も盛んでマルチメディアプロデューサー、ライター、講演者、教育者とアクティヴに活動するテーリ・テムリッツによるレクチャー・パフォーマンス。『ナイショ・ウェイブ・マニフェスト』からの引用で彼女は「秘密の価値」や「秘密が持つ守護の力」について言及するなど、その鋭い観察眼と批評性は目を見張るものです。
情報の価値はその流通経路の広さによってのみ決まるという支配的な文化のばかげた考えに大半の人々が洗脳された結果、マイナーかつ実験的なメディアの製作者ですら、露出という概念に取りつかれているようだ。 [...] その結果、私たちは、秘密の価値、秘密が持つ守護の力、そして、個人の心に響く社会的責任を育むことで人々を深くつなげるというその力を理解する文化的なすべを失ってしまった。 テーリ・テムリッツ 出典: 『ナイショ・ウェイブ・マニフェスト』
 元々、寄付金を募るためのベネフィット・パーティーでディープハウスのDJをはじめた彼女はその後、様々なプロジェクトのアイデアやインスピレーションを授かりますが、DJ Sprinklesとしての活動拠点であったニューヨークのミッドタウンが再開発によって「衛生化」され、その重要な「状況」が失われるのを目の当たりにし、その後川崎に移住しました。
ディープハウスが出現した背景が忘れられていく:セックスとジェンダーのアイデンティティー崩壊、トランスジェンダー娼婦、闇ホルモン剤市場、麻薬とアルコール中毒、孤独、人種差別、HIV、ACT-UP(エイズ解放連合)、トンキンズ・スクエアー公園の暴動、警察の蛮行、ゲイ・バッシング、低賃金、失業、検閲・・・すべて毎分120のテンポで。DJ Sprinkles 出典:『Midtown 120 Blues』
しかし彼女は日本に安住の地を見出すことも、ディープハウスの「起源」の回顧にとどまることもなく、川崎とヨーロッパを行き来しながら明晰で妥協のない音楽的・批評的実践を積み上げてきました。『ナイショ・ウェイブ・マニフェスト』はその最新形態のひとつのレクチャー・パフォーマンスです。日本語上演、英訳つき、手話通訳つきとなっております。どうぞお楽しみください。

この日、その後に開催されるのが「バウンス・ハウス」です。

11月15日 日曜日 後半プログラム「バウンス・ハウス」
「バウンス・ハウス」はサウンド・アーティスト、クリスティン・スン・キムの新しいプロジェクト。彼女がこの日、試みるのは人間には聴こえないと一般的に言われ、CDやメインストリームの録音再生/放送メディアには含まれていない「20Hz以下の低音」のみによるダンスパーティーです。20Hz以下の音のみで作ったダンストラックを様々なアーティストが提供、さらに田口音響研究所の技術協力を得て、20Hz以下のダンストラックの明瞭な大音量再生を、それが聴こえようが聴こえまいが目指します。
生まれたときから、私の左耳の聴力は95dB、右耳は115dBでした。人の平均的な聴力は0dBから25dBです。理屈としては、95dB以下のあらゆる音がすなわち社会の集団的リアリティを構成し、私の目の前に存在しています。 クリスティン・スン・キム

トラック提供: 34423、Katsuhiro Chiba、edIT、Matt Karmil、Kyoka、Ah-Reum Lee、nanonum、NOEL-KIT、Nyolfen、Phasma、Marina Rosenfeld、hiromi sunaga、James Talambas、TOKiMONSTA
トラック提供アーティストの詳細はこちらから
クリスティン・スン・キムが国内外のアーティストの協力の元、生み出す「20Hz以下の低音のみによるダンスパーティー」はどんな試みとしてご来場くださった皆様へ届くのでしょう?
この刺激的な2公演が軒を連ねる11月15日(日)どんな一日になるのかはまだ誰にもわかりません。ぜひお客様皆さんの目で耳で全身でお確かめ下さい!
11月15日 日曜日 「ナイショ・ウェイブ・マニフェスト / バウンス・ハウス」
開場 18:30 / 開演 19:00 料金 予約2500円 / 当日3000円
ご予約 / 公演詳細はこちらから

そして11月後半からは今年で3年目の開催となる「東京都初耳区」も昨年同様ライブ・パフォーマンス / サウンド・インスタレーションと日を分けて登場!
Art Work by Tetsuya Nagato
11月23日 月曜日・祝 「東京都初耳区 ライブ・パフォーマンス」
新人とベテランのアーティストがステージを共有し、新しい表現を刺激する特別区へのゲートが今年も開きます!過去2年、日本全国からキャリアもジャンルも問わずに参加者を募り、SuperDeluxeのステージを提供してきました。今年はあえて募集を行なわず、2013年と14年にいただき紹介しきれなかった多くのハイレベルな応募をもう一度聴き込んで選考させていただきました。そして今年もジョー・モリス、多田正美というワールドクラスの実験音楽家をゲストアーティストとして迎えます。今年の初耳区はジョー・モリスの初来日公演にもなります。音楽表現の濃密な歴史とまだ見ぬ新人アーティストの未知のサウンドが交錯する音楽の特別区にぜひお越しください!

ライブ:
Gaiamamoo
ana-g
木下毅人

ゲストアーティスト:
ジョー・モリス(米国・初来日公演!)
多田正美


11月23日 月曜・祝 「東京都初耳区 ライブ・パフォーマンス」
開場 18:00 / 開演 18:30 料金 予約1500円 / 当日2000円 (1D付)
ご予約 / 公演詳細はこちらから

12月8日 火曜日 〜 12月10日 木曜日
「東京都初耳区 サウンド・インスタレーション」
同一のマルチスピーカー/マルチチャンネルシステムを各自の表現に最適の組み合わせで使いこなし、通常のサウンドシステムでは体験できない豊かで刺激的な音響作品を発表します。ディープな音響体験に集中できるスペースと、リラックスできるラウンジを3日間にわたってご用意。その場でしか体感できない、新しい音との直接的な出会いに満ちたインスタレーションが今年も実現します!

作品提供:
浅野達彦
石橋英子
キャル・ライアル
柴山拓郎
ジム・オルーク
Phew
嶺川貴子
吉原太郎


12月8日 火曜日 〜 12月10日 木曜日
「東京都初耳区 サウンド・インスタレーション」

14:00 ~ 22:00 入場料 500円 / 東京都初耳区 (ライブ・パフォーマンス) の半券で入場無料
出演者詳細はこちらから

いかがでしょう?Sound Live TokyoはSuperDeluxe以外でも刺激的なプログラムを多数開催中ですが、上記4公演はぜひともオススメしたい充実の公演となっております!ぜひとも「ナイショ・ウェイブ・マニフェスト / バウンス・ハウス」「東京都初耳区 ライブパフォーマンス / サウンド・インスタレーション」をお見逃し無く!
Sound Live Tokyoの全貌は下記ロゴをクリック!

主催:PARC – 国際舞台芸術交流センター
平成27年度文化庁国際芸術交流支援事業
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)



次のイベント

2018年01月26日 (金)

あれやこれやカフェ Vol.36 TokyoDex 新年会2018

開場 19:30 / 開演 20:00

チケット 1000円

チケット予約不要
TokyoDexは今年もSuperDeluxeで新年を迎えます。すっかりおなじみとなったThis&That Café(あれやこれやカフェ)、2018年の新年会の贅沢なキャストは、アナログとデジタルのめずらしい組み合わせで五感すべてを刺激するディープなアートの旅へとあなたを誘います。お見逃しなく!