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Glass Dub interview

2009/01/06







「Glass Dub」その名の通り、植野が生み出すワイングラスの音を起点とし、映像、音楽がセッションを生み出す形で、斬新なパフォーマンスを魅せる植野隆司、相馬 大によるユニットが3/19((3D)) muffdubbootyheatに出演してくれます。今日はそのお二人にお話をうかがいました。



SDLX:Glass Dubは先日のライブ(1/24新春ヒカシュー@SDLX)で拝見した限り、神秘的でミステリアスで、ユモーラスでもあるとも思いますが、Glass Dubにコンセプトはあるんですか? 例えばこういう世界を表現したいとか?
相 馬:コンセプトっていうと、あんまりないんだけど、元々やりたいことって答え方するなら、音楽好きだし、映像で演奏に参加したかったんだよね。VJってそ ういうものでしょ?VJ始めたときは、当時流行のVJとかもあんまり好きじゃなかったし。音楽に対して映像があってるとかあってないとかっていう事も嫌 だったし、そういうんじゃないやり方で音楽と映像の関係が、、
植野:同等もしくは逆転するのがあっていいんじゃないのか?ってことだよね。
相馬:そう
相 馬:で、最初こういうこと(VJ)始めたときはミニDVカメラを2台で一気に録画を始めて、ある程度時間たった所で一台は再生して、もう一台は録画し続け て、リアルタイムで映像をレイヤーしていくって形で始めて、で今は機材も増えたしその速度が早くなっていったって感じなんだけど、なんでこんなにリアルタ イムに こだわって、DVJ とかも使うようになったのかっていうと、植野さんに出会って即興演奏に興味が向いたからって事なんだよね。でも最初はそうなんだけど、もう今更、2人の即 興演奏がテーマですってわざわざうたう気もなくて、だってよくよく考えてみるとどんなことでも即興だしね。



SDLX:植野さんはTenniscoatsのギタリストでありながら360°レコードからワイングラスを楽器として用いたグラスハープで一枚アルバム出 されてますよね? そもそもグラス演奏をしようと思ったきっかけは?
植野:自宅で長々とセッションをしてるときに最初弾いてる楽器とか飽きてくるんだよね。で、そこらへんにあるものとか使い出すんだよ、そのときたまたま使ってみて後で録音したもの聞きなおしてみたらグラスの音が面白かったんだよね。
SDLX:グラスを楽器として使用するまたは音楽として鑑賞する際の面白さは植野さんが思う限りどのような所でしょう?
植野:誰でも出来るんです(笑) オレが10年やっても素人がやっても音はおなじなんだよね。そんなグラスだけど、実はグラスハープの歴史は結構古くて、モーツァルトとかの曲でもグラス ハープ用の曲ってあ るらしい。
SDLX:響きがスゴイ魅力的ですよね?
植野:ね〜古代の音がしますね。
相馬:そんなに古くねぇよ!(笑
植野:でもグラスは鉱物でしょ?石だよ石!僕らは最新機材を使う事によって原始の音を奏でているわけですよ! これは一種のタイムマシーンだね!
相馬: ガン無視して! スゴイ恥ずかしい!
SDLX : ではそろそろ次の質問に。。(笑



SDLX: 相馬さんはDVカメラ/DVDでの映像を基調とし、DVJ 2台と自作楽器・エフェクトを使用した映像と音楽を駆使するソロパフォーマンスにも定評がありSuperDeluxeでも何度も出演していただいているの ですが、 「Glass Dub」というユニットとしてパフォーマンスする事にソロパフォーマンスとの意識の違いが大きくあったりするのでしょうか?
相馬: ありますよ。もちろん全然違うことです。
ソ ロでやるときはネタを沢山持っていくけど、植野さんと(セッションを)やるときは植野さんをサンプリングして加工するわけだから、植野さんが ネタだし。この前(1/24新春ヒカシュー@SuperDeluxe)ではリハの時植野さんのギターをサンプリングしてエフェクターでピッチダウンした ら、へんな民族音楽みたいになっ て、さらに植野さんが生で演奏するギターとユニゾンしたときにはシビれたな〜



SDLX:植野隆司 と相馬大の2人付き合いも長いという2人でこのGlass Dubというパフォーマンスを作り上げる事についておふたりがどんな感触とかフィーリングを持ってこのユニットを作り上げているのかご意見をいただきたいです。
相馬: やっぱりセッションなんですけど、Glass Dubに限らず僕が即興演奏の時考えていることって、自分がひらめいているときは全部もっていっていいと思うんです。僕は「興が乗る」って言葉がスゴイ好きなんですね !興が乗っている時は全部もっていっていい!
ただ、自分に閃きがなにもないときは、、、、、やらせる!
一同: (笑)



SDLX:お互いのパーソナリティにちょっと触れさせていただきたいです。最近おもしろかったもの、聞いて良かった音楽とかアートを教えてく ださい。国内の物でも海外のものでも構いません。
相馬: この前イベントで一緒になったあぶらだことヒカシューって2つのバンド、ほんと良かったね。素晴らしかった。
植 野: Princeのthe gold experienceってアルバム、最近のもので、K-1の曲とかも入っていて、これプリンスだったのか?って驚いた。で、プリンス1枚目のアルバムか ら聴きなおした!ホントにプリンス再々再評価 !!曲がいいんだよねプリンスは!



SDLX:最後に3/19((((3D)))))@SDLXでパフォーマンスを披露なされるとの事ですが、ライブパフォーマンスとしてのGlass Dubの見所を教えてください。
相 馬: 見所というか、オレもいろんなところでパフォーマンスしてますけど、今の所SuperDeluxeのシステム、プロジェクター、PA周り、あれらすべてが 揃わないと、Glass Dubは出来ないから! SuperDeluxe以外じゃ出来ない! 後、Glass Dubはある特定のジャンルから出発してるわけじゃないから、観ないとわからないと思うんだよね。
植野: 観ないとわからないね〜ところで3/19のイベントで配布されるのって赤青のメガネだっけ?
SDLX : そうですよ。
植野: (突然)閃いた!!
SDLX : え??
植野: 3/19はもらった!
SDLX : 宜しくお願いします!楽しみです!



イ ンタビューは新宿の中華料理店で中華料理に舌鼓を打ちながらなごやかに進められました。出会ってもう10年にもなりMaher shalal Hash Bazのアメリカツアーでも一緒だった2人の息は抜群で、植野さんのオヤジギャグ連発の中、相馬さんのフォロー的なツッコミのコンビネーションも抜群で、 冗談ばかりに見える談話の中、自然体で表現を楽しむ姿勢をそこからひしひしと感じる、有意義な時間となりました。自然体の中から生まれるユーモラスな表現 はどんなジャンルにも留まらない、まさに「観ないとわからない」斬新なものとなっています。Glass Dubの今後の活躍とSuperDeluxeに出演する3/19 ((( 3D ))) muffdubbootyheatにどうぞご期待下さい。



【Glass Dub】
Glass Dubは植野隆司と 相馬大によるユニット。植野が10数個のワイングラスを起点とし「フチをこする」「なでる」「水を注ぐ」一見ありふれたグラスを巡る行為の中からグラスが 本来持つ透明な響 き、豊かな表情を引き出し、相馬が映像として、またエフェクト効果を加え一つの新しい表現形態に導く。ミステリアスでサイケデリックな表現でありながら ユー モアのセンスも感じさせるそのパフォーマンスは見るものを神秘性を伴う新世界へと誘う。その模様は2008年3月20日コミューンディスクより発売になる DVD 作品「New Glass Dub」でも覗き見る事が出来る。



【植野隆司】
TenniscoatsやMaher shalal Hash Bazなど数多くのバンドで活動する。 1995年よりさやと共に majikick labelを運営、約50タイトルをリリースしている。映画音楽、5枚のソロアルバムの発表、また数多くのイベントで様々なミュージシャンとの多彩なセッ ション を魅せる活動も魅力的なギタリスト/SAX奏者。今回のGlass Dubのワイングラスを楽器として使用する鋭いセンスもまた植野ならではの音楽。



【相馬大】
YudayaJazz名義でも活動を展開、DVカメラ/DVDでの映像を基調とし、DVJ 2台と自作楽器/エフェクトを使用した映像と音楽を駆使する新時代対応の圧巻なソロパフォーマンスにも定評がある。


2008 3/16 up



次のイベント

2018年04月26日 (木)

ブロッツマン/リー BRÖTZMANN / LEIGH Japan Tour 2018

開場 19:30 / 開演 20:00

チケット 予約3000円 / 当日3500 (ドリンク別)

【出演】■ ペーター・ブロッツマン(サックス)+ ヘザー・リー(ペダルスチールギター)デュオ