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1/10 (金) 〜1/12 (日) Test Tone ファイナル!主催者 CAL LYALLインタビュー

2013/11/27


マンスリーのフリーチャージイベントとして国内外問わず沢山の先鋭的なアーティストが出演して来た人気イベントTest Toneが2014年 1/10(金)、 1/11(土)、 1/12(日)の3日間の開催を持って終了します。100回を迎え終了するTest Toneの主催者、CAL LYALL氏に2005年から実に9年に渡って続いてきたTest Toneについて語っていただきました。
文末にはTest Tone Vol.100に出演するアーティストの方々よりCALさん、Test Tone、1月10日からのファイナル3デイズに向け、メッセージをいただきました。そちらもぜひご覧下さい。

SDLX:前、CALさんにインタビューしたのが40回前の時でしたね。今、99回、100回目を目前にテストトーンの全てを振り返って率直にどんな感想を持ちますか? *Test Toneの成り立ちについては 過去のSDLXインタビューのこちら
CAL LYALL: 最初、Test Toneを始めたときの目標は新しいコミュニティを作りたかったんですよ。即興音楽のコミュニティは基本としてありましたが、その周りにいる僕の興味ある個性的なミュージシャン達をどんどん交流させていきたいと考えていました。ファイナルを目前に自分自身もイベント自体も昔に比べずいぶんと成長してこれたと思っています。実際は20回、30回くらいまでは僕の近くにいるよく知ってるアーティストが近いシーンのなかから出演してくれていましたが、50回、60回と数を重ねるごとにまったく違うシーンやコミュニティからも沢山のアーティストに出演してもらえました。僕は繰り返し同じ内容のイベントを行なわないよう心がけていて、ただ、そうすると自分があらかじめ知っていたシーン以外のものを探さないといけない状態になりますよね。そこでブッキングを進めるうちに結果的にシーンの広がりに一役買えたと思いますし、最初に考えていた目標とは全然違うところに辿りついたのですが(笑)今、振り返ってみた時にそれこそが何よりもの成功だったとも言えますね。


SDLX: アーティストはどうやって探してきてるんですか?全員ライブ見てるわけではないですよね?
CAL LYALL: 僕もアーティスト活動をして、現場で沢山ライブしているので、9割くらいの出演者は実際に見てますよ。例外として例えばスティール・パン奏者の町田良夫さんは彼のフライヤーをみてすごく面白いなと思い、面識は無かったのですが、「セッションしてくれませんか?」とメールを書きました。たまにそういった場合もありますね。後は友達が紹介してくれたり、オンラインで音楽を探したりといった事は常日頃から行なっています。結果、今、東京のシーンで活動してるアーティストはほとんど知っていますね(笑)海外アーティストにも沢山出演してもらってるのですが、交流のあるダモ鈴木さんやその他の海外のアーティストはすでにテストトーンやスーパー・デラックスも知ってる場合が多く、直接連絡がきたりしますよ。最近は特に増えてますね。すべての問い合わせに毎回良いお返事で応えられる訳ではないのですが。
SDLX: テストトーンは80回、90回と数を重ねるごとにすごくコンセプチュアルなイベントに変化してきましたよね。例えば完全にアンビエントだけの日があったりとか。
CAL LYALL: 基本的なイベントの作り方は最初の十回目ぐらいでほとんどわかってしまったんですよね。そのせいか、出演者の組み合わせは普通じゃないどんどん深いものになってしまったんだと思います(笑)イベントに遊びに行った時、全体の流れや出演順がしっかり練られていないと出演者の個性や表現が光らないと思うんですよね。すべての出演者が各自の個性や特徴が生きるような良い流れで出演するようなイベントを作りたいと常に考えていますね。

SDLX: 画像も毎回新しいものを作っていますよね?フライヤーのデザインはCALさんがやってるんですか?
CAL LYALL: 普段はデザイン会社をやっていますからね。毎回、違うコンセプトを表現したいと考えてるから毎回違うイメージを出すようにしていました。反面、僕は色々なものが好きなのでひとつのものに集中できないというのもあります(笑)Vol.39では友達からもらった インドネシアのお土産スパイスをスキャンして フライヤーを作ったり、Vol.17は自分のキッチンでエフェクターを料理するような画像を作りました。デザインでもそうゆう遊びが大好きなんですよ。

SDLX: 100回まで続けてきて今まで印象に残っている回はありますか?
CAL LYALL: Test Tone vol. 54: Multiplex Mandelbrot Escapades in 3-D は「3D映像」をフューチャーした公演ですごく面白かったです。フライヤーも諏訪望さんの16mmフィルムで撮った映像から3D画像作る方法を勉強して反映してみました。(注: *この公演はお客さんに3Dメガネを配布。イベント全体の映像を3Dメガネで楽しむ意欲的な内容となった。)ただ、Test Tone 全体を見つめて言うなら、僕が何を面白がっているかということと、見ている人の意見は多分違いますよね。特に印象的だったのがVol.85のN'toko (from Slovenia) + 大谷能生の回で大谷さんは英語も喋らないしステージの外で二人はほとんど言葉をかわす事も無かったのですが、そのライブは最初から最後まで緊張感とスリリングな演奏による抜群の応酬があってめちゃくちゃ良かったです!Vol.80のJulie Rousse (from France) + 濱崎幸友 (mAtter) も二人の音楽を聞き込んで一緒にライブしたらどんなコラボレーションになるのか?思い、組み合わせてみたんですよ。結果とても素晴らしいものになりました。先日のVol. 98のスウェーデンから来たUlf Biltingさんと池田巧さんのDUOもすごく良かったです。即興音楽に関しては色々な意見があるとは思うのですが、僕は2人もしくは3人で行なわれる即興が一番魅力を感じますね。即興音楽の演奏家についてなにか言うなら、Test Tone の出演者の中では町田良夫さん、L?K?O、山本達久君等は相手の演奏をよく聞いて自分の演奏に反映させて即興演奏する技術が高いので誰と組ませても面白いパフォーマンスになります。バイオリンの人だったりノイズだったりさまざまなシチュエーションや演奏者に柔軟に対応出来る彼らみたいな人は本当にTest Tone にとって大切なアーティストです。

Test Tone Live Archive シリーズ「Test Tone Anthology 1-3」目玉レコードより発売中
Test Tone Anthology 1-3 (Disc 1) (Disc 2) (Disc 3) SDLXバーにて販売中 コンパクトディスク 1枚¥1500

SDLX: 何でVol. 100で終了する事にしたのですか?
CAL LYALL: 先ほども上げたのですが、まずは一つの到達点として本来、イベントでやりたかった目標が達成できたからだと思います。そしてこれも前述と重なりますがポリシーとしてTest Toneは繰り返さないことを考えています。そして今までの98回で好きなアーティストにはほとんど出演してもらう事が出来ました。毎月の開催はスケジュール的にも大変ですし、回を続けて行くと知らずに自分に課したハードルがどんどん高くなってきます。それは自分のせいなのですが(笑)無料だとミュージシャンへのバックも難しいし、今後はもっとバック出来るよう体制も考えたいとも思っています。勿論、今後もSuperDeluxeではイベント開催を行なって行きますよ。先日パードン木村さんとオーストラリアでライブとワークショップのツアーを行なって来たのですが、今度は逆にオーストラリアのアーティストを日本でライブさせたり、そういった交流をどんどんすすめていきたいと考えています。アーティスト活動として先日、オーストラリアで赤外線を使った体験型のサウンドインスタレーションを作りましたが、それもすごく面白かったんですよ。そういった試みもどんどん行ってきたいと思います。まずはテストトーンのVol.99とFINALに遊びに来てほしいですね。
SDLX: 今回の3日間の開催となる「Test Tone 100 Final」ですがなにかテーマって設けたりしてるんですか?
CAL LYALL: テーマは「わいわい」です(笑)最後はわいわいやりたいですね。
SDLX: 出演者リスト見てもTest Toneオールスターと言っても過言ではないメンバーですね。
最後までよろしくお願いします。

2013年 12月10日 火曜日
Test Tone Vol. 99: Levitations in High Kilter

 
【Live】
■ Marco Cher-Gibard
■ 高岡大祐 + Grégoire Tirtiaux
■ Nicholas Field + Jasper Stadhouders
■ BULLS (Kevin McHugh + 安藤暁彦 + 吉田隆一 + 若杉大悟)
■ Samuel Dunscombe + Judith Hamann + Cal Lyall + Chris Golinski
DJ: Evil Penguin
さらなる詳細は www.sdlx.jp/2013/12/10

 
 
 
 
2014年1月10日 金曜日、1月11日 土曜日、1月12日 日曜日
Test Tone Vol. 100: FINAL 3DAYS
Test Tone 100 Festival: Ave Atque Vale!
L?K?O + 千住宗臣 | Muneomi Senju (ex-Boredoms, PARA, Combopiano)
Itoken + Jimanica
山本達久 | Tatsuhisa Yamamoto
坂本弘道 | Hiromichi Sakamoto
Doraptron: 一楽儀光 (Doravideo) + 伊東篤宏 Atsuhiro Ito (Optrum)
柴田一郎 | Ichiro Shibata (ex-Yura Yura Teikoku)
DJ Memai, HUH, Yudayajazz + HIKO (GAUZE)
Henrytennis, FDF aka Fallopian Disco Force (MORO x MEMAI x H.S. Love Hennessey)
hanali aka 土岐拓未 | Toki Takumi
Government Alpha
美川俊治 | Toshiji Mikawa (Incapacitants, Hijokaidan)
森重靖宗 | Morishige Yasumune
池澤龍作 | Ryusaku 'Rutang' Ikezawa
Tim Olive
秋山徹次 | Tetuzi Akiyama
DJ置石
Polyphonic Parachute (金子由布樹 | Yuki Kaneko + 梅原貴久 | Takahisa Umehara)
岩見継吾 | Keigo Iwami (ex-Midori, Oncenth Trio, Zycos)
中野恵一 | Keiichi Nakano (2UP, Hununhum)
坂口光央 | Mitsuhisa Sakaguchi (Stand alone-404, Teneleven)
高橋保行 | Yasuyuki Takahashi (Roswells, Shibusashirazu)
Cal Lyall (Tetragrammaton, Jahiliyyah)
onnacodomo (visuals)
中山晃子 | Akiko Nakayama (alive painting)
伊波英里 | Eri Inami (visuals)
20TN! a.k.a. Daisuke Fujita (ukiSITA)
TSV (Trash Sugar Vision aka PUNSUCA)
and more!!
TT FES Ave Atque Vale! DAY ONE 詳細
TT FES Ave Atque Vale! DAY TWO 詳細
TT FES Ave Atque Vale! DAY THREE 詳細


Vol. 100 Test Tone ファイナル出演者からのメッセージ

Calの記憶で一番印象的なのが一つ。
何かのイベント終わりにハコの外で座っていたら、
初めて会ったCalに、打ち上げに行くが来るか?と訊かれ
何も用事はなかったのでついていくことにした。
Calはその日演者だったのか、お客だったのか、
自分がどうだったのかは、全く覚えていない。

お互い初めましてだったので、
道中、いろんなことを話した気がするが、
はっきり覚えていることは、
話す彼の横顔を見ながら、
随分大きいな、岩山のような人だ、と思った。
揺るがないタイプの人間。視線と体の軸がまっすぐ。

TestTone Vol.100おめでとうございます。
henrytennisを呼んでくれてありがとう。
記念すべき日にライブが出来て嬉しいです。
良い演奏でお礼をします。
henrytennis 奥村祥人

Test Toneのおかげで今のonnacodomoがあると言っても過言ではありません。
本当に感謝しています!
DJ Codomo (onnacodomo)

出演する度に自分たちでもびっくりするぐらい純粋に、VJをすることに夢中になれました。毎回楽しかった!!キャルさん、TEST TONE、本当にありがとうございました、愛していますーー☆
せきやすこ(onnacodomo)

テストトーンでVJしている時、新しい技がみつかることが多くて、onnacodomoにとっても本当に実験の場になっていました!また機会があったら一緒にやりたいです!おつかれさまでした〜。
野口路加 (onnacodomo)
*メッセージは他出演者からも届き次第随時更新します!



今日のイベント

2017年10月21日 (土)

tagirave

開場 19:00 / 開演 19:00

チケット 前売2500円 / 当日3000円 (ドリンク別)

予約受付終了
【出演】■ ノンセクトラジカルズ ■ ko umehara ■ いぬ ■ megsis ■ 宝生久弥 ■ Asia Freaks